SIP研究紹介コラムにシステム開発の概要が紹介されました。
弊社は、SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)において、東京大学様〔水谷司助教(東京大学 大学院工学系研究科)〕とともに橋梁床版の劣化探知システムの共同開発に携わらせていただいており、「SIP研究紹介コラム 第2回インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」において開発概要が紹介されました。
SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)facebookホーム
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SIP研究紹介コラム「第2回インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」
https://goo.gl/PK8Edd
水谷司助教の本プロジェクトは、
『人間が介在せずに客観的に高速で損傷箇所を検知させる「自動化」を大きな目的としている。SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)の初年度は、ハードウェアの開発にかける手間とコストを省くため、既存の商用レーダを一部応用し、損傷検知のための信号処理アルゴリズムの構築、すなわちソフトウェアの開発からはじめた。今年度よりハードウェアの開発も始動している。既存のレーダは性能的に過剰な部分や不足している部分があったが、床版探査に最適な帯域の電磁波を使って損傷箇所でより敏感に反応する信号が計測されるようにする。繰り返し検証実験と改良を行い、ハードとソフトの両輪で完成形に近づける。また、現時点ですでにSIP後を見据えて、若手エンジニアの教育にも力を入れている。この床版劣化検知システムを将来、実際に運用するエンジニアが、自らハードとソフトを継続的に改良しながら質を高めてもらえるようにするためだ。』
として紹介されております。
東京大学様Bridge & Structure Laboratory ホームページ
http://www.bridge.t.u-tokyo.ac.jp/monitoring/index.html
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