日本コンクリート工学会に論文が掲載されました。
日本コンクリート工学会に弊社共著による論文が掲載されました。
防衛大学校 堀口俊行 黒田一郎
砂防・地すべり技術センター 嶋丈示
土木管理総合試験所 八木澤一哉
従来の生コンクリート工法に替わり、砂防ソイルセメント工法は土石流災害から皆さまの安全を守る砂防ダムを、現地の土砂とセメントで構築する工法で、普及しはじめてから20年余りが経過しています。
全国的に採用実績も年々増加する傾向にあり、直近では熊本や広島での台風災害時に採用されました。
土砂が硬化安定するか否かは、調査実績を有する企業の経験則によるところが強く、基礎原理などは未だ解明されていないのが実態です。
弊社は、15年前から硬化原理などに関わる基礎的研究を各研究機関とともに工学的にひも解く実験を繰り返し行ってきました。
今後もこの研究成果を公開することで災害対策を行う皆さまの一助になるものと思いますので、実験・研究を進めていきたいと考えております。