コンクリート材料試験
年月の経過したコンクリート構造物の補修設計・補強設計等に必要な構造物の室内試験データを提供します。
- 圧縮強度試験
- 中性化試験(表面法・割裂法)
- 塩分含有量試験
- 静弾性係数試験
- 練混ぜ水試験
- 促進膨張試験(カナダ法・アルカリ溶液浸漬法・JCI-DD2法・デンマーク法)
- 走査型電子顕微鏡観察 SEM-EDSによるアルカリシリカゲルの形態観察
モルタル・グラウト・断面修復材の試験練り
建築物の仕上げや補修材料として使用するモルタル・グラウト材を事前に室内で試験練りを行い、所定の性能を有しているのかを第三者の立場から確認します。
- 外気温の測定
- 水温の測定
- 練り上がり温度の測定
- 流動性試験(コンシステンシー)
- 供試体作製
- 圧縮強度試験
鉄筋フレア溶接部のマクロ試験
「構造物施工管理要領」(NEXCO)では鉄筋のフレア溶接について下記の試験項目が規定されております。
- 外観・形状寸法試験
- 引張試験
- 断面マクロ試験
当社ではJIS G 0553「鋼のマクロ組織試験」に準じたマクロ試験を実施致します。
鉄筋引張試験
RC構造物の新設工事、耐震補強工事においては、鉄筋の継手部(フレア溶接、圧接および機械式)が所定の引張耐力を有しているか、引張試験により確認します。
また、年月の経過した既設構造物の健全度調査では、鉄筋の腐食により引張耐力の低下が生じていないか、構造物から鉄筋を切り出し、引張試験により確認する場合もございます。
生材および鉄筋継手試験体は以下の規格に準じて試験を行います。
試験規格
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼
判定基準
1. 母材の引張強さが規程値を満たすこと。
2. 鉄筋継手試験体(フレア溶接、圧接および機械式継手など)については、破断位置が継手部以外であること。