【第三期SIP関連研究】水谷研究室の論文がIEEE学術誌に掲載されました

当社は、内閣府が推進する第三期SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「スマートインフラマネジメントシステムの構築」において、協力機関として参画しております。
このたび、本プロジェクトに関連する研究の一環として、当社が試験体の設計・製作およびデータ取得に協力した研究成果が、IEEE Transactions on Geoscience and Remote Sensingに掲載されました。

試験体の設計・製作
コンクリート路面および埋設物・空洞を模擬した試験体を、当社北海道ラボにて設計・製作しました。これにより実橋梁では確認の難しい正解データを得ることができ、路面下の3次元物質推定アルゴリズムの妥当性について検証が可能となりました。

実データの取得支援
試験体を対象として、各種条件での電磁波レーダーデータの取得に協力しました。これにより、環境条件の違いによる解析への影響について検証することが可能となっています。

写真=試験体の施工状況

IEEE Transactions on Geoscience and Remote Sensingとは
人工衛星やドローン、レーダーなどを使って地球の表面や環境を観測・分析するリモートセンシング分野における、自然災害の予測、農業や森林の管理、気候変動の調査などに関する最先端の研究成果が掲載される、世界的に権威ある学術雑誌です。