旧南紀白浜空港滑走路において実証試験を実施いたしました

この度、旧南紀白浜空港滑走路において、空港舗装特有の損傷(層間剥離や※ブリスタリング)検知に対する当社開発アルゴリズムの適用に向けた実証試験を行いました。
ここで得られた知見を、将来の空港舗装メンテナンスの省人化・コスト削減に繋げられるよう今後も継続して技術開発に取り組んで参ります。

※ブリスタリングとは日光照射によって舗装体の温度が高くなる影響により、上部舗装体の内部に含まれた水分が蒸発し、その蒸気圧により舗装体を持ち上げる現象で、この現象が進行すると舗装体が剥離し、多数発生すると路面に凹凸ができ、平坦性が悪化します。

空港舗装特有の損傷検知

写真=(左)RSVによる3Dレーダ(エアカップル型)計測の様子(右)3Dレーダ(グランドカップル型)計測及びパルスレーダ計測の様子